風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その229)

『物語で読心術(テレパス)というものがあるが、実際の人の心はあんなふうに言語化できるほど単純ではない。もっと混沌としたものだ』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 咽喉が荒れてしかたがないデス。(挨拶)


 えー、またなんかイヤな事件が起こってしまったようですが、それを報道しているN○Kのニュースでの一幕について少し。
 ニュース内で12歳以下(小学生以下)の児童に対する連れ去り事件の発生件数について言っていたのですが、去年が全国で400件以上起こっているらしく、そのうち1/3ほどが正午〜午後6時に起こっているらしいのです。まあつまり下校時に起こっているのだと言いたいのでしょう。――――この調査って、報道意図と食い違ってません?だって残りの2/3は他の時間だということでしょう?
 風鈴製作者の考えとしては、朝の登校時〜正午においてそんな事件が起こる可能性は極めて低いです。だって登校時間は各学校で決まっているものですし、大人の通勤時間にも重なりますから、必然的に児童は独りきりにはなり辛いでしょう?まったく無いとは思いませんがそんな状況下で人を攫うのは至難ですし、非常に稀でしょう。同時に複数人を同時に攫う人もほとんどいないと思います。
 そして残りの午前中いっぱいは学校内で授業中。この時に児童を攫うには学校内に侵入するしかありません。今時、出来るわけありません。
 ……結果、誘拐事件の2/3、つまり7割近くは夜間に起こっているということになります。本当に子供の安全のためを考えて報道するなら、下校時にどうのこうのよりも、そちらの事実をちゃんと素直に報道すべきなのです。……きっとこの報道に騙されて登下校時の対策とかにやっきになっちゃう人がいるんでしょうね。


 TVって本質的に間違っている場合が多いですし、嘘も多いです。気をつけましょう。