風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その201)

『名作と呼ばれる過去の作品は、人間がここ数百年ほど地域・人種に関わらず変化していないことを示している』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 単に盲目的に崇拝している人がいるだけという説もあり。(挨拶)


 『マクベス』(W・シェイクスピア)を読んでいます。
 今、読んでいるのは岩波文庫のものですが、風鈴製作者の師匠が言っていたことで――


 「外国文学の旧作は多くの人が訳しているからそれぞれ違っていて面白い」


――というのがあります。
 風鈴製作者はそこまで読書家ではないので比較してみるつもりはありませんが、それらの異なった訳本にはその時の世相や時代背景、あるいは訳者の思想によって読者にまるで違う印象を与える力があるのだろうな、と思います。


 ――――そう考えると、さらに数百年も経てばかの名作たちも、根本から変わってしまったりするのだろうか?