『何故、現在多くの国で重婚は認められていないのか。確たる理由は無いように思う』
※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。
別に不倫を認めろと言っているわけじゃないのですよ?……ですよ!?(挨拶)
複数の相手と婚姻を結ぶのは可能だが全員を平等に愛するのは難しい、と言ったのはマホメットでしたでしょうか。確かにその通りかもしれません。
極端な例かもですが、スレンダーな方とナイスバディな方を愛する場合、愛する対象=魅力の方向性自体が違うわけで、愛でる方向性(我ながら変な言い回しだ)も違ってくると思うのです。
これは性格的な側面から見ても同様で、甘えてくる人と甘えさせてくれる人は同じ天秤で比較できるものではないのではないでしょうか。
そして、仮に自分が平等に扱っているつもりでも、その二人の女性は共に相手のほうを贔屓していると感じるかもしれません(正直、これが一番問題)。
でもそれは重婚してはならない理由には足りないと思うのです。人間は誰しも揺らぐものですから、ある時期はAという人を最も好いていても、少し経てばBという人が最も大事になることもあるのです。
自分だけを大事にしてくれなくてはダメだ!、という考え方は風鈴製作者は偏狭的だと思いますし、それは自分の世界しか見ていないかつ認めない、ということなので自分も相手も不幸にすると考えます。
これはあくまで風鈴製作者が勝手に思っていることですが、もしかしたら重婚が禁止されているのは女性差別が原因になっているのかもしれません。元々、重婚というのは男の独壇場のようなものだったのですし。
だとすると、いつか完全に男女平等の世界になれば重婚は復権するのかもしれませんね――――そうなると男のほうがたくさん余りそうですが。