風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その83)

『裏切りとは、裏で手を切ること。公然と別れを告げることは裏切りではない』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 気がつけば7月。今年も半分が過ぎましてますます気候は暑さを増し果てない陽炎の向こうに見えぬ未来を見据え微妙に矛盾したことを記しているなと思いつつ上半期にやったことを思い出すのだが何かコレといってやった覚えがない気がするのはきっと気のせいではなくだからといってたった半年程度で安易にコレをやりましたなどと言える人はそんなたいしたことはしていないのではないかと考えるのだがそれにしても思ったよりも長文は続けられるものだと自分に感心しつつそろそろこの呆れるほどバカバカしい文章にも飽きてきた昨今、いかがお過ごしでしょうか風鈴製作者です。(挨拶)


 たまに夜に繁華街に出ると、そのあまりの異臭に吐き気を催すことがあります。臭気元は無論人間なわけで、要するに主に酔っぱらいや派手派手しい(賑々しいとはちょっと違う)姿の女性の香水等なのです。
 自慢じゃありませんが風鈴製作者は鼻(とついでに舌)が利きます。ですのであまり刺激の強い臭いは苦手なのですよ。あまりに強烈な臭いを長時間嗅ぐと、嗅覚と味覚が反転したような感覚に襲われることすらあるのです。
 それを一番強く感じる街がいわゆる“センター街”で、正直秋葉原よりもクサイです。なんか秋葉原が体臭臭いなら、センター街はヒト臭いんです。誤解を恐れず言うなら“欲望丸出し臭”と感じでしょうか。
 しかし、たまにこの手のことを地方から初めて東京に出てきた人に聞いてみても同意を得られることは少ないです。……なんだろう、逆に長年東京に住んでいないと解らない感覚なのだろうか?


 ――――ちなみに風鈴製作者は20年以上東京に住んでいて、センター街など4回しか行ったことがないです。