風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その58)

『他人にバカにされていると思った人の行動傾向総括――――要するに、自分がバカだとは思わない』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 傘の共有化構想というものがあります。
 駅や公共機関などに多数の傘を保管しておいて、突然の雨などに対応し、一般の人に貸し出すというものです。そして当然借りた人は後日、それを返却するわけです。
 個人的にはそこそこいい案だと思うのですが、反面、それがうまく機能するかどうかはかなり疑問です。
 一番の問題は、どのように、どこまで傘を管理するのか(保管場所・修繕など)、という問題。
 第二に、ちゃんと返却されるのか、もしくは逆に傘の捨て場所扱いになるのではないかという問題。
 みんながみんな、(正しい意味での)善意に満ちた人間なら問題は無いでしょうが、そんなわけはないですし、このシステムがルールとして確立するまで熱心に活動する人も、まず皆無でしょう。


 発想としては間違っていなくても、それが取り入れられるかは別問題。そんなお話。