風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その43)

『誰もが個性的になった場合、社会は機能しなくなる。そのへんみんな解ってるのかなぁ?』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 というわけでライトな日記を目指して。
 初心にかえって書籍紹介のコォーナァーッ!


●『女王の百年密室森博嗣・著●
 今ではない未来。しかし確実に現在と繋がっている、そんなに遠くは無い未来。
 取材に向かう途中、突如ネットワークにアクセス出来なくなった主人公“ミチル”とその付き人でウォーカロン(ロボット)の“ロイディ”。そんな彼らが救助を求め立ち入った辺境の町は、一人の女王が統治し、不思議な死生観を持ち、外部との自主的接触を一切持たない完全自立型の世界だった。そこで彼らはナニヲミルノカ…?


 …て感じでしょうか。
 また森博嗣かよ!?、とか言わないでください。好きなんですよ、基本的に。
 しかし森氏の作品の中でもかなり好きなものです。
 なんでしょうか、こう…ああ…、とか言いながら天を仰ぎたくなるような感傷に浸れる作品ですね(どんな作品だ?)。
 続編の『迷宮百年の睡魔』も同時にお勧めです。百年密室より少しだけ(本当に少しだけ)コメディタッチかも。
 小説がダメ、という人には、漫画版もあるのでご安心を。原作の雰囲気をほぼ踏襲できていると思います。でも小説の方が物語的には詳細だと思うので、やっぱり小説も読んで欲しいですね。


 では今日はここらでお開き〜。


女王の百年密室

女王の百年密室

女王の百年密室 (バーズコミックススペシャル)

女王の百年密室 (バーズコミックススペシャル)

迷宮百年の睡魔 (幻冬舎ノベルス)

迷宮百年の睡魔 (幻冬舎ノベルス)

迷宮百年の睡魔 (バーズコミックススペシャル)

迷宮百年の睡魔 (バーズコミックススペシャル)