風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(4年目その292)

『異常事態に平時と同じ警戒をしていては被害が増すばかり』


 便利な超能力に目覚める際に払うリスクが高熱程度なら、いくらでも払うよなぁ…。(挨拶@妥当な対価としては四肢ひとつくらいじゃない?)


 朝6時起床。朝食は普段どおり摂って出かけた。相変わらず重い頭や倦怠感に嫌な予感を抱きつつ、仕事開始。


 ごめんなさい、1時間しか持ちませんでしたぁー!


 外見も相当体調が悪そうに見えるのか、親切な同僚たちがしきりに口にする、「別に帰ってもいいよ」、「むしろ帰れ」、「この病原体!」、という暖かい言葉に甘えて即帰宅。咳はまったく出ないし、相変わらず声がアレで、ほとんど喋っていないため伝染させてはいないと思う。そう信じたい。
 以後、鼻づまりになるほどではないが、鼻水が出始め、咳も徐々に発生。夕方に検温すると36.9℃。…上がってるし。しかし悪寒や頭痛そのものはもうないため、部屋を暖かく維持する以上のことはせず、自室に篭る。正直、暇。何か効率的な暇潰しはないかと考えて、年末に買って少しずつやっていたゲームを終わらせる決心をする。以後、明日の夕方まで、睡眠以外の大半をこのゲームに費やすことになった。
 食事にもう問題はない。まだモリモリ食べるような気にはならないが、体からの拒絶するようなサインはなくなった。


 総括に続く。