風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(4年目その209)

『庶民感覚で政治をやるなんて、とんでもない!』


 Mr.ブシドー、普通に受け入れられてるしwwwwww(挨拶)


 今日も曇り。朝方はだいぶ涼しいものの、湿度のせいで昼から夕方にかけてはやや不快な気候。夜は速やかに冷却されるので良しとしよう。
 一昨日くらいから麻生総理の夕食の内容がしきりに報道されている。何やら毎日のようにホテルのバーなどで値の張る食事をしていることが“どこまでもお金持ち感覚”、“庶民のことなんて解らない”みたいな感じでよろしくない、という論調で責めたてている勢力が一部にいるようだ。
 そういった勢力の言っていることをまとめると、自分たちは庶民派だから麻生氏よりも貧乏人のための政治ができる、という趣旨のようだ。うん、まったく意味が解らない。いったい、いつから政治は庶民を楽にすることばかりに腐心するようになったのだろうか。言うまでもなく、政治とは国家全体の繁栄のために行うものだ。そのためには多くの国民に辛い思いをしてもらうことだって辞さないのが当たり前だ。そういった決断をし、仮に非難されようとも実行するのが政治家の仕事である。もし、どんなときでも国民の生活が第一です、なんて口にする政治家がいたとしたら、その人は間違いなく政治家失格である。


 だいたい毎日、高額な食事をしている = 庶民のことが解らない、とはどういう理屈なのだろう。意味不明だ。何より麻生氏は自費で食事をしているだけだ。これをマスコミを交えて責めたてることは、食事の自由も許さないという人権蹂躙ではないか?