風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その307+365+347)

『害を及ぼす者がいるからこそ、ルールが作られる』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 おしょーがつを、写そっ♪(挨拶)


 晴れ時々曇り。朝は冷え込むという予報だったが、湿度が少し高めのようでそれほどでもなかった。むしろ夕方に少し風が強まったことの方が寒さを感じさせた。
 今日から自販機で煙草を購入する際に成人識別カード『taspo』が必要になったらしい。風鈴製作者は非喫煙者なので関係ないが、良いことだと思う。どうせならカードの貸し借りによる購入も排除するために生体認証も同時に行えばBestだろう。しかしコンビニなどでの一般販売ではノーチェックのままらしい。意味が分からない。どうせやるなら徹底しなくては意味がないだろう。煙草はJTの専売なのだから、そのあたりはやろうと思えばどうとでもできるはずだ。
 同時に今日から携帯電話による有害サイトの閲覧を制限するフィルタリングもDoCoMoAu機種で強化された(ソフトバンクは既に強化済み)。アダルトサイトや出会い系サイト、SNS、ブログ、掲示板などの情報発信できるサイトはほとんど排除されるらしいのだが、これらを一律に排除するのはやり過ぎ、というか取りあえず丸ごとアウトにしておけば文句はないだろう、という意図が丸出しである。アダルトサイトや出会い系はともかく、その他は危険に遭遇させない対処法などいくらでもある。ひとつ例をあげるならば、やはりアクセス時に年齢認証を行い、子供だけのコミュニティを作る、という方法がある。悪意のある大人のアクセスを排除した上で、真っ当なサイト管理者を配すればそれで充分だ。あとはそういったネットワーク上の世界のことを親や教師が理解し、問題発生時に適切に対処できるように成長することが必要なくらいか(もっともこれは時間が解決するだろうが)。


 害を及ぼす者、とは“悪人”という意味ではない。無知や怠慢、惰性といったものに流された結果、害を為す人のことだ。そういったある種の未熟さにかまけている人間が多い限り、ルールという束縛は緩くはならない。