風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その336+347)

『意地っ張りな人間は困りものだが、しかしまったく意地を張らない人間もどうなのよ?』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 ウォルターか、ウォルターなんだな?(挨拶)


 依然として晴れ。そういえば、結局、今冬、公式に東京(23区内)は降雪がなかったようだ。まだ可能性がないわけではないが、まあ望みは薄いだろう。…あまり望まれてもないだろうが。
 風鈴製作者は毎月、月の頭には月末に発売されたものと合わせて、漫画及び小説をまとめ買いしている。漫画好きならば予想済みだろうが、ジャンプコミックスの発売日にあわせているである。
 2000年を過ぎた辺りから、雑誌の売り上げ減少の煽りなのか、週刊少年漫画雑誌における新人作家の初連載作品のコミックス1巻は、かなり発行部数を絞るようになってきている。しかしその販売予想の甘さから、発売当日にほぼ瞬殺という作品もチラホラ見られ、CDのようにすぐに増産できない“本”という形態の問題もあり、購入希望者に行き渡るまでに時間がかかるということがある。
 90年代初めから中盤にかけての、販売部数全盛期とは違い、ここ10年はかなりの黎明期なわけで、不良在庫を抱えたくないという企業方針は理解できるのだが、しかしそれにしても客に対する意識の低さが目立つ。一定の利益さえ上げればそれでいいという考えがあるのは間違いないだろう。


 ついでに書いておくと、作家には刷った部数分の印税が支払われる。つまり初版発行部数を絞るということは、印税の払いを渋っていることに等しいわけで、労働意欲を削る行為に他ならない。漫画を描く甚大な労力を考えると、コミックスの安さと合わせ、もっと優遇しても良さそうなものなのだが…。
 漫画の描き方をわかっている作品と判断したので購入(↓)。しかし現状では次回の打ち切り最右翼。だがまだ踏み止まる可能性は残っている(9%くらい?)。


P2! ―let's Play Pingpong!― 1 (ジャンプコミックス)

P2! ―let's Play Pingpong!― 1 (ジャンプコミックス)