風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その307+347)

『敵を知り己を知れば、とは言うが、両方知らない人がほとんどだ』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 あれ?ネクターも販売休止するの?(挨拶)


 またしても晴れ。朝方、少し冷えたかと思いきや、日中は昨日と同等か、それ以上に暖かくなった。日没後も雲は出ず、小望月(明日が満月)が綺麗に浮かんでいた。
 際立って人気があったり、能力があったりで影響力が大きいリーダーがいなくなると、そういった集団というものは何らかの形で乱れるのが常である。それはその集団に属している人間にも、各々目的があるからであり、同時にその目的の遂行のために邪魔な人間もまた集団内に存在するからである。
 多くの場合、そういった乱れが収束する頃には、その集団の勢力は、程度の差こそあれ、衰退しているものだ。これが栄枯盛衰のひとつのモデルであるわけで、それを防ぐためには、栄えているときに衰える要因を取り除くことだ。当たり前のことだと思うだろうが、なかなか難しい。それを成し得た好例が江戸幕府と豊臣家の関係と言えるだろう。


 なんでこんな話をしているかというと、まあ、友好国の政策を公然と失敗だったと口にする防衛相やら、その意図はどうあれ「女性は子供を生む機械」とか一部の人の心を逆撫でする発言をする厚生労働相やらが政権の話なんでだけど…。うん、足を引っ張ろうとしている集団の意志と、それを退けようとする集団の意志を感じるのだ。(何を言ってるのか分からない人は、前首相がどういった経緯で総裁となったのか調べましょう)