風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その230+347)

『核は変わらないが、それをカヴァーする幕は常変していく』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 キミにいつか、  、と言ってやりたかったからさ。(挨拶)


 朝は冷えたが、昼間はそうでもなく、まあ普通の気候。奇行ではない。普通の奇行、ってどんなだ?そんなの知らない。さて、風鈴製作者は何を言っているのでしょう?
 今日から本格的に新しい部署での仕事に着手したが、しかしまだ勝手が分からないので、いろいろなことを一方的に教わるばかりの一日だった。その過程で気が付いたことだが、いつの間にやら、以前よりも自分が穏やかな、というか、いくらか物事を受け流せる人間になっていることに気付いた。
 その部署に以前からいる方は、当然、風鈴製作者がどんな人間であるかなど知らないわけで、その会社にいるなら知っていて当然のことも、逐一教えてくる。だが、以前なら、そんなことは知っています、というニュアンスの返事や態度を取っていた場面でも、今は割りと必要最低限の自己主張で済ませられるようになっていた。風鈴製作者は長らく全面的かつ無条件に教わる立場になかったので、自分自身のそういう変化に気付いていなかったのだ。


 この変化が良い方向に転ぶか、それとも悪い方向に堕ちるかは分からない。しかし、あまり人付き合いを重視しない風鈴製作者でも、表層上の変化はしていくのだな、と思った。