風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その293)

『一人暮らしをすればいろいろと気の回る几帳面な人間になる?…いやいや、そうでもない』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 友人の一人はゴミハウス在住。(挨拶)


 一人暮らししていることをやけに自慢げにする人がたまにいる。
 しかしそういう人に限って、ろくすっぽ部屋の掃除もしていないし、洗濯物を溜めていたりする。一人暮らしはしているが、一人暮らし“出来て”いないのだ。
 風鈴製作者の友人の中には、一人暮らしを始めてからというもの、却ってだらしなくなった人間の方が多い。おそらく誰も文句を言わないからだろうし、何より自分の独占空間を所有したことによる満喫感が気を緩めるのだと思う。


 別に自室をゴミハウスにしようと文句はない。風鈴製作者の部屋とてたまにカオスになる。しかし実生活上の問題以前に、自身のプライドが許す程度には片付けるべきだろう。それが皆無なら野伏せりにでもなった方が、少なくともお金の節約にはなる。