風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その289)

『生き物を“物”だと法で規定するのか。なるほど、ならば人権など認めないのだな?』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 風鈴製作者は何匹育て、そのうちの何匹を死なせてしまったのでしょう…。(挨拶)


 一昨日の話だけれど、N○Kの番組(ク○ーズアップ現代)で、海外の昆虫が国内に流入することによって生じる在来種の危機、みたいな番組をやっていました。
 番組内容的には、別に在来種が減少してもその代わりに渡来種とのハイブリッドが台頭する、としか受け取れない内容だったので(多分番組の意図とは違うのだろうけど)、その辺りは気にならなかったのだけれど、しかしあるひとつの映像が風鈴製作者の心を、悪い意味で捉えました。
 それは海外の昆虫を輸入している場所のシーンで、主にカブトムシが映っていたのですが、それが一匹一匹ビニールフィルムに簀巻きにされ、輪ゴムのようなものでグルグル巻きにされているのですよ。それも山のように。
 アレは確かに権利も何もない昆虫で、いちいちケースに入れて輸送するよりは効率的なのは解りますが、――――軽いスプラッターだと感じました。


 子供の頃、相当数の生き物を飼っていたからでしょうか…、何か動物をああいうやり方で扱うことに抵抗があります。この国が結構な動物虐待国なのは有名な話ですが、昆虫の扱いも酷いものです。売る方も買う方も、もっと愛が必要だと思いますね。