風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(その108)

『“愛”って、とてもフレキシブル』


 ※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。


 小中学校が夏休みに入ると、どこに行っても子供の姿が目に付くようになります。そしてややげんなりした顔で付き添う家族の方の姿も。
 風鈴製作者は子供なんぞ死んでも作らないつもりなので(基本的に風鈴製作者は自分が嫌いなので、子供という自分を材料して作るものなど見たくもありません)理解できないのですが、なんでそこまでするのでしょう?
 子持ちの方に聞くと、大体半分程度の人が――


 子供がいない人には解らない


――という趣旨の返答を、得意げな顔でします。きっととっても自慢の子供なのでしょう。 風鈴製作者としては理解したくもないですし、それがどれほど虚しい態度なのかわかってる?、とか言いたくなるのです。(言いませんが)
 ちなみに残りの半分の人は――


 メンドクサイけど子供がどこか行きたいと騒ぐから仕方なく


――とか――


 旦那が面倒見ないから自分がやるしかない


――という感じでした。こっちの方がリアルだね。