『いいか、怒らないで聞いてくれ』
『その言い回しが既に不快だ』
※この日記は、風鈴製作者のそのときの気分によって内容が激変する可能性を孕んでいます。多趣味的人格(多重人格性とも言う)を認めない人にはきっと耐えられません。あしからず。
昨日と似たような話だが、小説の文庫化が行われる際に、あまりに元が長文の場合、分冊化することがあり、あえて例を挙げると京極夏彦氏の『魍魎の匣』なんか最近の代表例だろう。
京極氏の場合は知っての通り原作が極厚なので仕方ないとは思うのだが、たまに分冊する意味あるのかコレ?、と思ってしまうような例もある。
このような現象が起こる理由として、印刷・製本上の問題だとかが口にされるのだが、この技術の進んだ時代にそんなことが有り得るのだろうか……はなはだ疑問である(というか9割9分9厘信じていない。風鈴製作者は物事は信じないところから入っていく主義なので)。
そんな文庫版『GOTH』(乙一)をサラサラ流れるように読む梅雨の日。
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