風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(4年目その124)

『昔日に在りしものは歪められるばかり』


 赤塚不二夫氏、死去。ご冥福をお祈りします。(挨拶)


 晴れ。暑い。夕方、東京中央郵便局に行ったら、いつの間にやら移転していた。入り口に貼られていた移転先の案内を見ると、どうも銀行業務と郵送業務が完全に別れた形だった。何の意味があるのか分からないが、予算を無駄に使っているだけだと思うし、しかもどちらも以前の場所よりも駅から遠くなっている。客の利便性をまったく無視した措置だろう。
 懐かしの○○、みたいな番組が相変わらず多いみたい(何故か特に夏に多いようだ)だが、子供の頃からああいったものに意味を見出せない。基本的に芸能人が好き勝手な感想を言っているだけだし、それだって過去の思い出を語っているように見えて、実は当時の想いなど欠片も含まれていないと思う。TV局としてもそんな過去の作品を紹介したところで、今さら作品そのものをリバイバルする気はないだろうし、それでCDやDVD、あるいは原作が売れることはないだろう。


 何のためにやっているのかと言えば、やはり刹那的な視聴率狙いくらいしか思いつかない。もし当時の世相や製作者の意図を伝えるためにやっているならば、もっと作品の内容に言及しなくてはならないだろう。しかしそんな懐かし番組など一度も見たことはない。