風鈴製作者 空、その底辺でボソリ…(8年目その3)

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『ユーザーホスピタリティとは手段に過ぎないが、その影響範囲は受け手に限るものではない』


 デュフフ…。(挨拶@でもあきちゃんもウザ可愛いと思います)


 何やら今秋は暖かい。ここ数日でようやく、少し寒いかな、と思い始めた程度。家にある桜(not染井吉野)の剪定をしたいのだが、いまだ葉が茂っていて、着手できず。
 商売の目的とは、当然のことながら金銭を稼ぐことにある。お客様に喜んでもらうとか、誠意をもって取引を行うといったことは、主に取引相手として好感を抱いてもらい、次回の取引に繋げるための手段に過ぎない。ゆえに、極論するならば、確実に次の機会が望めないようなほんの一時の取引の場合、金品やサービスの授受のみを無機質に行い、それ以外の一切を排除することも是であると言えるだろう。
 ただしそれは取引相手に与える影響を語る上でのみ、言えることだ。
 どうせ次はないから適当でもよい、という考えは、別に妥当性がないわけではない。本当に、二度と関わることのない相手ならば、そうすることも自由だ。しかし、大抵の人間は浅はかで、すぐに慣れ、容易く堕落するものだ。ひとつひとつの取引に対し、逐一、慎重に思考し、合理的に動ける人間は稀である(※まったくいないわけではないが)。安易な怠惰は、そうであってはならない場合においても影響を与え、いずれ大きな失敗を生むだろう。
 商売における誠意とは、取引相手に対してだけではなく、自らを律することにも繋がる。情けは人の為ならず、という言葉があるが、あちらは、巡り巡っていずれ自分に返ってくる、という意味だが、誠意とは完全に自己のために必要なもののひとつだと考える。


 あ、『断裁分離のクライムエッジ』が2013年春にアニメ化だってさー。残酷表現の規制はともかく、髪の表現に手を抜いたら許さない。絶対にだ。